【回顧録】軟式テニスから硬式テニスへの独学転向は僕には難しかった

結論を先に少しだけ言うと、軟式テニス硬式テニスは全く別物のスポーツと考えて、出来れば硬式テニスに熟慮した指導者の下で、
転向に取り組むべきであると思う。

僕の場合は、中高6年間に渡りみっちりと軟式テニスをやって来ており、また、地元の大会でもそれなりの成績を残していた自負もあって、
その技術に溺れてしまい、硬式テニスへの転向を楽観視し過ぎて上達が遅れてしまった。

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独学では難しい

使わなくなったヨネックス製の硬式用ラケット
全く使わなくなった硬式用ラケット

社会人になり、友達11人で週1の硬式テニスサークルを作ったのだが、
メンバーは軟式テニス経験者8人と、元野球部1人、元レスリング部1人、元帰宅部1人と言った構成で、
サークルの活動の趣旨としては主に親睦がメインで、将来的には大会への参加も考えつつ硬式テニスの技術の習得と技術の向上を計ると言った感じの緩いサークルだった。

そしてその練習内容は、ただただ冗談を交わしながらひたすら乱打を繰り返すだけのものだった。
というのも正確に言うと、乱打から次のフェーズ(例えばサービス、ボレーなど)に進みたくても基本的なフォアハンドストロークがままならないので、サークル当日は終始乱打だけに苦悩し時間が過ぎると言った有り様であった。

なにせ軟式テニス経験者すら乱打中に柵越えのホームラン連発なのだからテニス未経験者を指導するどころの騒ぎではなく、
逆に「今の球筋良かったね~どうやって打つの?」とか未経験者に指導を仰ぐ不思議な展開になったりもした。(笑💦)

なんやかんやで1年くらいこのサークルは続いたが、最後の方はテニス未経験者の方が軟式経験者より乱打が上手くなっていた。
そして遅まきながら独学(指導者や書籍や動画などを参考にしないこと)では上達が遅く、難しいことを悟ったのである。

多分、このサークルをあと何年か続けていれば硬式のコツを徐々に掴み、そして次第に上達もしていたのかもしれないが、
硬式を早期にマスターすることを主眼とするならばこのやり方ではダメだ。ましてや軟式経験者は軟式で培った打ち方が身体の芯まで染み込んでしまっているが故に、未経験よりも余計に難儀であると思う。

僕と軟式テニス

ちょこっと僕の軟式テニスの思い出を語ると

中高の6年間だけでそれ以外に軟式の経験はない。だが、中高共に我が母校の軟式テニス部は地元では強豪と言われており、
半ドン(当時)の土曜日でも日が暮れるまで練習漬けの毎日だった。(大会前は朝練や日曜日も!昼食後の昼練もあった。)
雨降りは雨降りでフットワークと称したキッツい筋トレやミーティングもやっていた。当時はウサギ跳びも当たり前の時代だった。

高校の部活で使っていたヨネックス製の軟式ラケット
高校生の時に部活で使っていた軟式用ラケット

僕は6年間とも前衛だったのだが、高校1年の時にスマッシュに特化した昼練を先輩(ペアの)と繰り返した日々を思い出す。
コンチネンタルグリップでのスマッシュの習得のためである。

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結 論

軟式テニスから硬式テニスへの転向は、やはり硬式テニスに熟慮した経験者の指導が上達への近道かな。
更に言えば、軟式テニスから硬式テニスへの転向者を幾度もコーチングしたことがある指導者に教わるのが最も上達が早いと思う。
その環境が作れない人は、最近はネット上にテニス動画も沢山アップされているので、これらを参考にして仲間らにフォームなどをチェックしてもらいながら反復練習を繰り返すのが良いのではないかと思う。

僕はと言えばもう年老いたこともあり、最近では軟式も硬式も全くやっていない。そればかりか完全にスポーツから遠ざかってしまっている。
先日、納屋の片付けをしている際にホコリまみれの軟式ラケット(記事写真上)硬式ラケット(記事写真下)が出てきたので、ふと昔の自分を思い出しながらこの記事を書いてみた次第である。

あ!そうそう、今は軟式テニスとは言わず、ソフトテニスと言うのかな。(笑💦)
書き直す体力が・・・あああ

ではまたです^^

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