2023年12月
6月に播種を行い、土寄せや病害虫防除やらを重ねながら育ててきた我が家の黒大豆だが、どうも今年は出来が悪い。
12月中旬頃までに出荷契約先に正月用として持ち込む予定にしていたが、今年の場合はそうもいかなさそうだ。
不作の原因を考察
今夏を思い起こせば、僕の住んでいる場所では40日間ほど全く雨が降らない期間があったのだが、
さほど厳しい日照りではないと判断をし潅水を行わなかった。
過去にはもっともっと日照りが厳しい年もあったので、自分なりにその時と比較したのだろうが結果的に潅水の判断を見誤ったのは否めない。
しかし、我が家の場合は、圃場によって作柄に大きく違いが出ており、ある圃場では全滅、ある圃場では例年の10パーセントくらい
の収量になると思う。この違いは天候だけでなく土壌の違いとか様々な要因があるのだろう。
あと、稲の水当てと草刈りばっかりに追われていてしまったからな~。
稲も焼けて赤くなっちゃったのが多いし、黒大豆もダメだし、今年は高温少雨の影響もあるけど圃場の管理面でも失敗をしてしまい反省が沢山残る年になった。 ^^;
生育不良の莢と実
枝葉の付き具合は例年並みだが、サヤ(莢)と、実の様相が例年と全くもって違う。
莢
板莢や奇形莢が多い
実
生育不良や腐れてしまった実が多い
追記:結果的に今年の収量は例年の5パーセント程度となった。収穫を諦めて全処分を行なった圃場もあった。