管理機にも色々なタイプのものがありますが、本記事ではリアロータリー式の管理機に培土や畝立ての際に
用いる培土器を取り付ける方法を説明しています。('◇')ゞ
その前に、培土器で行える作業内容を理解しておく必要があると思いますので、私の備忘録も兼ねて書いて置きます。
下の写真が培土器なる管理機のオプションアタッチメントです。両サイドに羽根の様な物が付いていますね。これで土を払い除けて進みます。
では、この培土器で出来る作業内容とは? いったいどの様な作業が出来るのでしょうか?
培土器で行える作業は2つ!!
それは、培土と谷上げです。
培土器オプションアタッチメントを管理機に取り付けることにより、圃場での培土と谷上げの作業が行えます。
培土とは?
作物の根元に土を寄せて盛ること。または、その土のことを指します。
谷上げとは?
鍬などで土を上げて谷を作り、灌水または排水用の溝を作ること。
つまり、培土器という名称ではありますが、谷上げ時にも使用することが出来るということですね。
ただ、使用時には培土だと畝幅を考慮して、谷上げだと作りたい溝の広さを考慮して羽根の調整(広げる幅調整)をする必要があります。
羽根を1番広くした時
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管理機に培土器を取り付ける方法
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1抵抗棒を取り外す
下の写真の真ん中の棒が抵抗棒です。抵抗棒は耕起の際の耕運爪の深さ調整の為に取り付けてあるのですが、まずは此れを外します。
我が家の管理機の場合はネジ式の締め付けハンドルを回せば簡単に取り外しが可能です。
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2培土器を穴に差し込む
セッティング用の穴が開いていますので、そこに培土器の棒部分を差し込みます。(抵抗棒を差し込んであった同じ穴です。)
裏側からの取付け作業となる為、少々手こずるかもしれません。
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3締め付けハンドルで固定
最後に、高さ調整を行ったあと締め付けハンドルにて固定したら取り付け作業は終了となります。
因みに下の写真(真ん中)は、土に当たる先端部分の角度調整を行う為のグリップハンドルです。このグリップハンドルとは違いますよ、培土器の棒を締め付けるハンドルが別にあります。
さあ、培土・谷上げを行いましょう♪
準備が整ったら管理機を圃場に持ち込み、培土・谷上げの開始です!
上の写真は事前に農業用トラクターで耕起した畑を管理機で谷上げを行ったもので、そのあと雨が降りました。
今回はこの圃場に数か所の谷上げを行いました。
余談ですが、耕起してある圃場を此のタイプ(リアロータリー式)の管理機で進むのはちょっと難しい時もありますね^^;
(土がヒカフカだとタイヤが空転してしまうことも度々ありますから^^;)
やはり耕起済みの圃場での作業は車軸ロータリー式の管理機が1番扱い易いのかも知れませんね^^;
今回の記事は以上となります。
お互い安全第一で農作業を頑張って参りましょう。
それではこの辺りで^^