腰を曲げずに種蒔きをする道具を作ってみた!わりと使えてます!

先日、ダルマササゲの播種を手蒔きで行いました。
毎年のことなのですが、1反にも満たない圃場の播種とはいえ、この手蒔きの作業が結構重労働でして
途中で休憩しながらやっても、それでも身体に結構こたえます💦
恥ずかしながら毎年その晩は完全に伸び~~てしまいますね(+。+)

下の写真は昨年までの蒔き方の様子を写したもので、このように腰を曲げながら
株間30㎝で2粒ずつ植えて行っていました💦

田植え綱を張った圃場で腰を曲げながらダルマササゲを蒔いている母親

新しい戦術

そこで!
手蒔きの肉体的負担を軽減させるべく編み出した新しい戦術とは!!

ジャーーーン!
自動種蒔き器~✨

僕が自作した自動種蒔き器(接写画像)

失礼しました!
いいオッサンがドラえもんを真似てる場合じゃないですよね^^;
ハイ!真面目にいきましょう!

写真を見て戴くと其の形状からお察し戴けるように
本機の機構は言うまでもなく、種を落下させる!ただそれだけの代物です^^;

ですがですが!実際に使ってみると、これがなんと!
手前味噌ではありますが、機能性が非常に良かったんですよー。

本道具の使い方

step
1
まず、畝間を決める

うちでは、田植え綱を張っています。

step
2
溝を切る

三角ホーで種を蒔く通りに(畝に)一気に予め溝を切ります。

三角ホーで圃場に溝をつけているところ

step
3
種を蒔く

step2で切った溝に自動種蒔き器(自動は言い過ぎですが笑)で次々に種を落として行きます。

種蒔き器の上部からササゲの種豆を入れているところ


※服のポケットに種を入れておいた方が作業がしやすいかもしれませんね。
※因みに株間30㎝は目測で行っています。

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step
4
土を被せる

全部蒔き終わったら、一気に鍬などで軽く土を被せて行きます。

自動種蒔き器の作り方

自分なりに工夫をした所もありまして
それもちょっと含めて作り方を御紹介してみたいと思います。


先ず、上部から説明しますと(どっちが上部でどっちが下部でも良かったりするのですが笑)

塩ビパイプに漏斗を差し込んだ図

↑↑↑これは納屋に転がっていた漏斗(じょうご)です。
この部分の役目としては、種を入れる受け口となりますので適度な広さが必要です。
なので、塩化ビニールパイプへの接合も考慮すると、やはり漏斗を用いるのがベストだと思います。

そして、中間の管は塩化ビニールパイプを用いるのが良いでしょう。↓↓↓

種蒔き器の全体図


そして更に! 土と接する最下部にも漏斗を取り付けた方が良いです。
最初は最下部に漏斗を取り付けずに使っていたのですが、塩ビパイプに土が入り込んで
きて直ぐに目詰まりを起こしてしまいます。
なので、下部に当たる部分にも漏斗を取り付ければ更にBerry Goodとなり、秀逸な種蒔き器の完成となりますね(^_-)

まとめ

今のところこれで十分満足をしていますが、今後改良点などがあれば追記したいと思います。

今回は、自作の種蒔きの記事をちょこっと書いてみました~✨
ではではこの辺りで(^^)/ 安全第一で農作業頑張りましょう✨

オススメ記事:出荷農家が語るダルマササゲ(ササゲ)の播種の手順ついて【概要】

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