今回は、田舎でよく見掛ける土蔵の中味について我が家の土蔵を例に御紹介したいと思います。^^
土蔵とは
土蔵は、日常に於いては単に『蔵(くら)』と呼ばれることも多いですね。
その構造は防火・防湿・防盗も兼ね備えており、昔は米や酒等の保管庫として用いられていたそうです。
現在では、生活様式が様変わりしたせいもあり現存する数自体が大幅に少なくなっているものと思われますが・・・
今回はそんな土蔵を我が家を例に上げて赤裸々にお見せすることに致します。✨
土蔵の中には何がある?
【外観】
まず、中に入るには此の重厚な扉を開けなければなりません。出入り口は1カ所だけで此の扉だけです。
開ける際には注意が必要です!先に右側の扉を開け、その後、左の順序です。(うちの土蔵の場合)
順序を間違ったり同時に開けると扉の漆喰が剥がれ落ちて修繕が必要となりますので慎重に!
写真を見ていただければお分かりの通り厚みもあり、正に質実剛健って感じがしますよね。
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次に、目の前にはだかる格子戸を開けます。
おっと!更に!!もう1枚の扉が行く手を阻みます。
なんかインディージョーンズみたいな様相を呈してきましたが、やっと中のお宝に辿り着けましたー。
1階の土蔵の中
まずは1階ですが
御覧の通り、物置化しておりお宝などは微塵もありません(笑)
あ!スダレだ!そうそう買ったけど使わなくなったから此処にしまったんだあ。
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なにこれ?ザルにバケツだあ。母親がしまっている物ですね。
卒業証書!これ探してたんだよね~。
というわけで・・
思わぬ探し物が見つかりましたが、そのほとんどはガラクタでした^^;
2階の土蔵の中
次に、2階を調査したいのですが・・またまた行く手を阻む魔物の登場です!
それは!!
勾配のきつい階段であります!
毎度のことですが、この階段を前にすると、
「よくこんな急な階段を、物を持って上がり降りしてたよな~」と先祖に対し敬服する瞬間でもあります!
さあ~いよいよ2階に到着です!
まず目に飛び込んでくるのが大屋根を支える空木であります!
しかも全て栗の木で張られています。
堅牢な土蔵の象徴とも言える我が家自慢の空木となっております、どうぞご覧ください(笑)
「そして、ネズミいないかな~」とチェックを入れつつ、見つけた物は、
使わなくなった雛人形と五月人形を入れた箱の山です。恐らく鯉のぼりも此の一画にあるはず!
次に、この箱なんだろう?
と思い開けた箱は、頂き物のバスタオルでした!
ちょっと疲れたので、休憩しつつ2階の窓から外を眺めました。
天気いいな~☀
休憩を終え、次に開けたカンカンの中味は
単なる、お盆提灯でした!
あと
扇風機に、
櫓炬燵に、
座布団に、
電気スタンド
などなどがあることを確認をし、今回の調査を終えることとしました。
そして、3重の扉を元通りに閉め、頭についたクモの巣を払い、軽く整理体操をしました。
土蔵の中についてのまとめ
如何だったでしょうか?
残念ながら財宝を持ち帰る事はできませんでしたが、米や酒の保管には使用されず、
物置としてだけの機能を果たしつつ現存する土蔵もあるという事がお分かりいただけたのではないでしょうか。
現代では、米の保存には下の写真の様な電力を用いる保冷庫なるものを使用する家庭(農家)も増えて来ました。
数の減少だけでなく本来の土蔵の目的そのものも廃れようとしているのがちょっと寂しいですね。これも時代の流れと言ったところなんでしょうね。^^;
今回は、我が家の土蔵の中身について御紹介をしました。
その中身が分かり・謎が解け・スッキリしたー!という方がおられるならば、少しは社会貢献が出来たという想いで私も幸せでありますよー!
それでは今回はこの辺りで。
またお会いしましょう✨(^^)/
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