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栽培農家が語る黒大豆の『葉もぎ』について♪その目的とは / フィールドカートも使っています

11月中旬ともなると、我が家で栽培している出荷用の黒大豆の葉っぱもだいぶ青みが落ち、段々と茶色くなってきました。
御飯を食べながら母親と「いよいよアノ作業の開始時かなぁ~」などと話したりするのもこの頃です。

茶色くなってきた黒大豆の葉っぱ
《茶色くなってきた黒大豆の葉っぱ》

「葉もぎ」を行う目的とは?

このまま自然にほっておいても、年明けの1月か2月には全ての葉っぱが茶色くなって枯れ落ちるわけではあるのですが、正月用として出荷をする農家の場合はそこまでは待っているわけにはいきませんので、圃場の8割くらいの葉っぱが茶色くなった時点で手で葉っぱをもぎ取り、日当たりと風当たりを良くして黒大豆の実の乾燥を促進させるための『葉もぎ』という作業を行っていきます。
要は、出荷先のJAなどにて水分検査が控えているため、乾燥を促して水分調整を行うのが葉もぎの目的となります。

うちの黒大豆の栽培面積は2反ほどなのですが、それでも葉もぎの作業はとても根気のいる立ち仕事でして、腰を屈めて1株ずつ丹念に葉っぱをもいで行きます。時折、下の写真のように母親は横着をしてたりもしますけど(笑)

フィールドカートに腰掛けて葉もぎを行う母親
フィールドカートに腰掛けて葉もぎをする母

傍から見てあまり格好の良い作業姿だとは言えませんが、でもこのフィールドカートが結構楽ちんだったりするわけなんですよ、正直に言うと僕も使ったことがあるんで分かります(笑)しんどい時は背に腹を変えられませんからね。助かっています^^;

フィールドカート

この椅子にはタイヤが付いているので、次の株に進むのにも座ったままで”足でキコキコ”とやれば簡単に移動が
出来ます。普通の椅子みたいに手で持ち上げたり降ろしたりする手間は要らないし、腰を曲げたり伸ばしたりせずとも
移動が出来てしまいます。よく母親が使ってくれているので、それを見る度に買った僕も嬉しくなっちゃったりします。(^^)

因みに、このタイヤ付きの椅子は『フィールドカート』とか『ガーデニングカート』とか呼ばれているみたいで、
座面を上に開けば収納ボックスにもなるので移植ゴテなどをちょこっとしまっておくことも出来ます。

我が家では黒大豆の葉もぎ以外にも、ダルマササゲの莢剥き(脱粒)をする時や、庭の草取りをする時など
様々な場面で使ってますよ。目立たない存在ではありますが大変重宝をしております。^^
(うちにあるこのタイプとは別に、回転座面付きのフィールドカートもあるようです。)

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葉もぎ完了!

葉もぎ作業を終えた後の圃場の全景

( ´Д`)
ようやく2反の全ての葉もぎを終えることが出来ました。✨
たった2反だけど色々な用事の合間合間にやったので、5日間ほどこの作業に費やしてしまいましたね。^^;

まとめ

今年もいよいよ黒大豆の収穫時期が迫って参りました。
葉もぎ作業のあとは、株切りをやって💦島立てをして💦そんでもって脱穀作業もしなければなりません💦
葉もぎが終わってもまだまだやることがてんこ盛りなんですよね~^^;まだまだ大変だ(汗)

今年の師走は暖かいと良いんだけどなぁ~
寒さが超苦手な僕ではありますが、黒大豆の出荷を終えないと正月もやって来ませんので、
もうひと踏ん張りして正月はゆっくりしたいです。!(^^)!

ではでは今回はこの辺りで~^^

オススメ記事:栽培農家が語る 黒大豆の刈り取りから脱穀までの概要 

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