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急勾配の法面に於ける犬走りの機能性について!畦草刈りにスパイク付きの地下足袋も使っています

今回は、圃場等の法面に敷設されている犬走りについての話です。
勿論、うちの田んぼや畑の法面にも此の便利な犬走りが沢山あります^^

犬走りて何?

犬走りとは

法面に於いての犬走りとは、犬が走れるくらいの細くて狭い足場のことを指します。
法面に於いてと前置きした理由は、
住居に於いても犬走りと呼ばれる同音異義のものがあるからです。
この記事は法面の方の犬走りについてですよ。

圃場の法面に敷設された犬走り

(犬走りを撮影してみましたが少し分かりづらいかもしれませんね。写真の真ん中辺りに犬走りが通っています。)

犬走りの機能性

僕の住んでいる所は所謂中山間地区と呼ばれている場所です。
殆どの箇所が傾斜地か、もしくは急傾斜地みたいな感じで、自ずと圃場の法面の勾配もキツく、おまけに長い(高い)んで、
たいていの圃場には漏れなく犬走りが敷設してあります。つまり機能性が高いことを誰もが認めていると言えます。

もし此の犬走りがないと、草刈機を用いた作業は危険度が増します。斜面に足を踏ん張って、尚且つ、草刈機を顔の高さ以上に振り上げるなんてことにもなるでしょうから更に更にその危険度は増します。(そもそも草刈機は膝(ヒザ)より高く振り上げて使ってはダメですし、また梯子に登って使用するのも御法度なのですが)

良い天気だー

圃場の真上の薄雲が張った空

そこで登場するのが此の犬走りと言うわけであります。
たまーに集落営農で犬走りのない圃場に行くことがあるので違いが分かるのですが、犬走りが有るのと無いのとでは、作業効率に於いても安全面に於いても格段の差が有るのを僕も実感しています。身体の疲れだけじゃなく精神的にも困憊してしまう場所があったりしますから('Д')

なので!繰り返しなりますが、犬走りは安全面も含め足場としての機能性は非常に高いと言えることになります。

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スパイク付き地下足袋

しかし、先にも述べた通り、大変細くて狭い足場である為、使用する際には十二分に足元に用心をしなければなりません。
私は犬走りで草刈機を使用する際であっても、念のために必ずスパイク付きの地下足袋を履くようにしていますよ。
場所に依ってはスパイク付きの長靴も使用したりしています。(^_-)

僕が履いているスパイク付き地下足袋(裏面)

上の写真は、私が現在使っている少々年季の入ったスパイク付きの地下足袋です。
此れは、靴底に鉄製の鋲が42本打ってあり、コハゼが7つ付いているタイプのやつですね。

犬走り記事のまとめ

もしどうしても犬走りの無い法面の草を刈らなければならないような場合には、
草刈機を使用せずに手刈りに切り替えてみるのも一考かと思います。
怪我をしては元も子もありませんからね。時間は掛かるかもしれませんが安全第一だとこの歳になるとつくづく思います。

それか、少々手間は掛かりますが、唐鍬(とうぐわ)などを使って犬走りの敷設にチャレンジしてみるのもアリかもしれませんね。
作るまでは大変かもしれませんが完成後は何よりも安全で楽です。

今回は、法面の犬走りについてちょこっとですが書いてみました。
ではでは、安全には十二分に配慮をし、互いに頑張って参りましょう。

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