この記事は、素人の僕が環境配慮型クレオソートを用いて行った修繕の日記、みたいな緩い感じになっております。
恥を忍んで書いてみましたので、その辺りもよろしくお願い致します。^^;
我が家の土蔵の杉板が、雨風でだいぶ傷んできたので修繕することにしました。
この土蔵は先々代が、稲作と和牛の飼育の収入で建てたものですが、もう少し正確に言うと、その昔、我が家から10㎞くらい離れた場所に建っていたものを、先々代が購入し、それを分解して我が家まで運んで組み立てた!と先代の亡き父より伝え聞いております。
何とかしないとな~
この土蔵、近くで見るとだいぶ傷みが出てきておりまして、日頃から「何とかしないとな~💦」と思いつつも、忙しさにかまけて長年ほったらかしにしてきちゃったのですが、そろそろ本腰を入れる気にやっとこさなったところです。
しかし、傷み具合からして業者に頼むと大掛かりになりそうなので、今回は簡易的な補修程度に留め、本格工事は暫しまた先送りすることとしました。
と言うことで、修繕工事を業者に依頼するのではなく、出来るだけ出費を抑えつつ、
巷で流行りのDIY(Do It Yourself)を行うことにしましたー。✨
土蔵の修繕の目的
今回の作業は簡易的なものなので具体的な作業目的としては、杉板の防腐塗装と外観の見栄えの修繕としました。
遠くから見た時の見栄えだけでもなんとかしたいと考えました。
修繕前の杉板(焼杉)
下の写真の通り、焼杉の炭が雨風により侵食されてしまい、その効果(防腐・見栄え)が半減してしまっているのが見て取れると思います。(半減以下かもしれませんが)
この様に土蔵の4面の全てが傷んできておりまして、場所によっては焼杉が割れてしまっているところも何箇所かあったりします。
そこで色々と調べたところ、クレオソートが木材の防腐などに効果があるとのことだったので今回はそれを塗布することにしました。
塗装に当り準備した物はコレ
・環境配慮型クレオソート(環境配慮型の物をネットで購入しました。)
・クレオソート用の刷毛(これもネットで)
・溶剤(クレオソート)を入れる下げ缶(家にあった缶)
・シンナー(刷毛の洗浄用)(これはホームセンターで購入・マジックペンでシンナーと書いておきました。)
・洗浄用の缶(家にあった缶)
・マスク(今回の作業ではしていません。)
・ゴム手袋(今回は軍手の下にナイロン手袋を施したのでゴム手袋は準備しませんでした。でも!ゴム手袋の方がベストだと思います。)
・養生シート(今回の作業では大丈夫と考え使用しておりません。)
・養生テープ(これも購入しませんでした。)
【Amazonで見る】 吉田製油所 クレオソートR 木材防虫防腐剤 14kg
作業スタート!
あ!その前に、焼杉の傷みが激しい部分を、家にあった集成材の余りで補強しましたよ。
ここで大失敗を
写真でお分かりの通り、焼杉の木目と僕がノコギリで切った集成材の木目が違ってしまいました💦
早速、ド素人さが露呈してしまいましたね💦 ハイ!このレベルです僕の腕前はトホホ^^;
でも、あとでクレオソートを塗るんだから、まいっか!と開き直り、そのまま集成材を釘で打ち付けちゃいました。^^;
下の写真は土蔵の北側面です。塗装を半分終えたところなのですが、まだ塗っていない場所との違いがよく分かって戴けるかと思います。
環境配慮型クレオソート
環境配慮型クレオソートは家庭用品規制法によって規制された物質を大幅に削減してあるらしいですが、匂いはあります。
僕は作業中も特別キツイ匂いとは思いませんでしたが、この点は個人差があるかもしれません。
ただ、ナイロン手袋はしていましたが下の写真の様に軍手じゃあダメでしたね^^;
ナイロン手袋が破れてしまっていたのか・・・素手までがベチョベチョになってしまいました💦
やはりこういった溶剤を扱う場合にはゴム手袋を着用して作業を行うのが正解です。^^;(またまたド素人さを露呈ですね恥ずかしい限りです^^;)
環境配慮型クレオソート塗布完了!
完了しました!
本日は土蔵の1面だけになりましたがなんとか塗り終えることが出来ました~。✨夕刻の撮影で写真が少々見えにくいかもしれませんが、思い描いた色合いと仕上がりになったので、今回は努力点も含め、及第点は出しても良いかな~と自分では思ったりします。(笑)更に言わせて戴くと、ここまで焼杉の見栄えが良くなったんですから作業途中での失敗は全て御破算と言うことに(笑)
残りの3面(東側・南側・西側)は、後日、反省点を踏まえながら引き続き作業を行っていきたいと思います!(*^^)v
まとめ
土蔵の北側の1面だけですが、思ったコゲ茶色になってGoodです!!!大変満足しています。✨
素人の僕にしては、作業を始める前に想像をしていたより綺麗に仕上げることが出来ましたから、
たぶんですが先代も先々代も喜んでくれているんじゃないかなと、自分では思ってたりもします。
ただ、ゴム手袋は必須でしたね。返す返すもですが(笑)
ではでは今回はこの辺りで(^^)/